2020年 04月 29日
写真展終了のご報告。
3/15に終了した京都での写真展を最後に、昨年8月に東京からスタートした巡回写真展は全国6都市を周り無事に終えることができました。
写真家としてしっかりとしたアウトプットをしたいと計画した初めての個展。
わざわざ会場まで来てくださる方々のことを考えると、中途半端な展示は出来ないなという思いの中、カメラマンの妻と展示プランを練るところから始まりました。
初めての個展だし、六本木ミッドタウンのフジフイルム スクエアという最高のギャラリーでスタートを切るので、費用面を理由にした妥協をせずやりたいことを詰め込もう!と考えたものの、見積もりをみてビビり、これでお客さんが来ないで寂しい結果になったらどうしようかと、こんな僕でも多少は不安で眠れない夜というやつを過ごしました。(実際はいつでもどこでもすぐ眠れてましたが)
いざ始まってまず感じたのは、自分の写真に囲まれる喜び。こんな幸せな空間は他にあるだろうか思うぐらいに!
東京の運営を手伝ってくれた息子が受付の下にカンペを用意してお客様の質問に答え続けていたら無駄にペンギンに詳しくなってしまったり、
人生をかけた大切なプロジェクト名がたまたまペンギンだった縁で写真を購入して下さる方がいたり、
ペンギンがイメージキャラクターの大企業の会長が来て下さり、その方とは知らずに胸についていたペンギンのプローチを見て「おじさんも中々のペンギンマニアですね〜」と言ってしまったり(構えずお話できたので話も弾み、会社のミュージアム用に写真をご購入くださいました!)、
宿の近くだったので連日通い馴染みになった焼き鳥屋さんの店主が、お店での宣伝にとどまらず何度も差し入れを持って来て応援してくれたり、
1時間近く写真を見つめたまま動かずにいたお爺さんが最後に「いい写真だね」と一言だけ掛けてくれた言葉の余韻に浸ったり、
幼馴染が地方の会場まで何度も足を運んでくれて「お前の生き生きとした楽しそうな姿見て、自分の人生を考え直したよ」と言ってくれたり、
今までの人生でお世話になってきた方々が本当に親身にサポートや応援をして下さったこと、
今回の写真展を切っ掛けに全国にご縁が生まれた方がたくさんいるということ、
数えきれないほどの大切にしたいエピソードが写真展会場で生まれました。
今後も喜んでもらえる写真を届け続けることで、皆さんに恩返しして行きたいと思っています。
そしてこれから第二章。
展示の内容を変えながら、今後もペンギン写真展の旅は続きます。
GW直後の5月11日(月)から9月11日(金)までは永田町のレストラン「オーシャン」
https://ocean-dive.com
そして年が明けて2021年の3月20日(土)〜5月30日(日)に、ペンギン界の聖地 長崎ペンギン水族館での開催を予定しています。
https://penguin-aqua.jp
ペンギンに続く別のテーマでの作品発表も企画しつつ、ミュージシャンで例えると写真展はライブツアー、写真集はアルバム、そんな感覚でこれからも写真を全国に届けて行きます。
また、おすすめのギャラリーや展示スペースがありましたら、ご紹介していただけると嬉しいです。
写真展に足を運んでくださった全国の皆さんに感謝!
写真展会場に何度も足を運んでくださった、写真家の大先輩にして一緒にフォークランドへも行ったペンギン仲間の太田耕二さん、素敵な家族写真をありがとうございました。
2017年 08月 02日
今日。

2017年 05月 20日
ソール・ライターの写真展。
2013年 03月 08日
ブータンで人間らしく生きる事について考えた。

先月、初めてブータンに行ってきました。
久しぶりに人物の撮影で海外に行ったので
写真を撮りながら考える事がいつもと違って
新鮮で楽しくもあり、とても勉強になる旅になりました。
僕が見た感じたブータンの人々の印象は、
とても人間的な生活を送っているなという事。
信号が全くない首都で車のドライバーは警官の手信号に従い、
横断歩道がほとんど機能していない道を行き交う人々は、
車の運転手と目を合わせタイミングを合わせて縦横無尽に車道を渡る。
季節はずれの大雪で町中が停電し、心配になりホテルのエントランスで空を
見上げていると、子供のようにはしゃぐホテルスタッフは僕にまで笑顔で
雪を投げつけ、ブータン人ガイドは雪で撮影の予定が大幅に狂い、
真剣に今後の予定を話し合う僕らの側で『雪だ~雪だ~』と目を輝かせている。
モデルの子供達は途上国でありがちな瞳の輝く日本人が忘れてしまった云々ではなく
緊張感や喜びや怒りの感情に素直で、そしてとにかくよく笑う子供達だった。
数日の滞在中に何度もお腹を抱えて笑う姿を見た。
ホテル内の土産物店のスタッフの女性は
『子供が病気になったから帰らなきゃ』と
突然、そう僕らに告げお店の鍵を閉めてダッシュで帰ってしまう。
僕が出会ったブータンの人々はまるで子供のように
自分に正直にとても人間らしく生きる人々でした。
ブータンの人々の人間性に触れて感じた事と
自分自身が最近ずっと考えていた事が上手く交わっての
何ともいえない心地よさ。
ブータンは最高に気持ちいい国でした。
連れて行ってくれた皆さんに感謝。
2013年 01月 11日
スノーモンキー写真展 Vol.5
参加しています。
世界的にも有名な地獄谷野猿公苑は美術館から徒歩で30分ほどのところにあります。
「スノーモンキー写真展Vol.3」
開催場所 山ノ内町立志賀高原ロマン美術館
開催期間 2012年12月16日~4月14日
開館時間 9:00~17:00
休館日 木曜日
山ノ内町立志賀高原ロマン美術館
TEL 0269-33-8855
http://www.s-roman.sakura.ne.jp
